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6月 6, 2010の投稿を表示しています

presentation 2 in Osaka

このプロジェクトの最終日、2つ目のプレゼンテーションが大阪、国立国際美術館で開かれました。 テーマは「オーストラリアのメディアアート」。まず、アレッシオから、オーストラリアのメディアアートの現在について、写真やビデオで紹介。今回来日していないアーティストの作品を中心にその多様性を見せました。続いて3人の参加アーティストが、それぞれが制作してきた作品を年代順に紹介。マリはポエティックな作品、また大阪大学の石黒研究室と共同制作した最新作「The Woman」を、トロイは現実の都市空間とバーチャル空間を交差させたオルタナティブ・リアリティ・ゲーム「Ludea」を、グレッグはキャンベラのナショナル・ポートレイト・ギャラリーが開催したSecond Lifeの展覧会「ドッペルゲンガー」(空間デザインで参加)を紹介しました。 引き続いて、最近、現地で調査してきたばかりの多摩美術大学の久保田晃弘さんが、いま、最も注目されているオーストラリアのバイオアートについてリポートしました。「バイオ・アート」、聞き慣れない言葉ですが、ステラーク、エドゥアルド・カック、SymbioticAなど、好評だった森美術館で開催された「医学と芸術展」でも、バイオアートに関わるアーティストが多く紹介されていました。久保田さんは、バイオアートの始まりから現在まで、またオーストラリアで調査したSymbioticAの研究室など、丁寧に解説してくださいました。オーストラリアでは、科学者とアーティストが同等の立場でさまざまな研究開発を行っていること、それがアート、科学、倫理のデリケートな境界領域にあり、さまざまな論議を呼びながら、よりオープンな科学を目指していることを解説されました。 5人のプレゼンターによって、オーストラリアのメディアアートとひとくくりにはできない多様性と独自の先進性を持っていることをなぞった2時間になりました。 終了後は出演者みんなで、美術館近くのカフェで乾杯しました。プログラムがすべて終了して、ほっとしたのか、日本の文化とオーストラリアの文化の違いなど、ビールを飲みながら夏の川辺の時間を楽しみました。